開催の主旨Purpose of the event
日本のウェイクボード発祥の地でもある琵琶湖において、全国レベルの大会を開催する事により、関西の水瓶である琵琶湖の水の重要性を肌身を持って感じ取る事が出来るような生涯学習・スポーツの振興および青少年の健全育成を目標としています。
全国を転戦するプロ選手やアマチュア選手達のツアーの一戦を招致し、関西・東海地区から全日本選手権への選抜大会として位置付け、水上マナーの啓蒙活動と共に琵琶湖や滋賀県が持つ美しく雄大な自然、先人たちが築き受け継がれてきた歴史、風土、伝統、食文化などの資源を県外の人々に発信し、水辺を愛する人々が地域との共生の理念を大切にしながら、心豊かで希望を抱ける観光地としての地域づくりを促進することを目指したいと考えています。
ごあいさつ
ウェイクボードは1980年代にアメリカで誕生したスポーツです。日本では1989年に当時の日本における第一人者である弘田登志雄氏が国内に持ち帰り、琵琶湖での活動を皮切りに全国に普及していきました。1995年に国内唯一の統一団体である日本ウェイクボード協会が発足し、日本人選手が世界選手権に出場出来るようになりました。その後、当時既に流行していたスノーボードの人気と相まって、ウェイクボードの愛好者数は増加の一途を辿り、全国各地で積極的に競技会やイベントが開催されるようになり、2000年には山梨県の河口湖 においてワールドカップも開催されました。そして某広告代理店の街頭アンケートでは若者が夏に体験してみたいスポーツNo.1に選ばれています。
2013年にはIOCの理事会において、2020年の東京五輪の新たな候補競技として、野球・ソフトボールなどと共に8種目の一つとしてノミネートされましたが、2015年のIOC理事会で残念ながら落選。しかしながら、横乗り系として類似競技であるサーフィン、スケートボードが東京五輪で実施され、若い日本人選手の活躍で日本中が歓喜に湧いた事は記憶に新しい事と存じます。
昨今の新型コロナウイルスの蔓延により、数年間は人が一堂に集まる競技会なども自粛となり、ウェイクボード愛好者にとっても厳しい時期でありました。⻑かった自粛期間を経て、ようやく競技会も各地で再開し再び盛り上がるを見せ始めています。
琵琶湖は日本一の淡水湖であり、日本におけるウェイクボード発祥の地でもあり、水上で滑走する楽しさや喜びを体験させてくれる反面、厳しい自然環境による人間の小ささや無力さを改めて認識させてくれる素晴らしい学びの場でもあります。そして何より水産資源の宝庫でもあり、共存共栄していく事の大切さをパンデミックの数年間で改めて認識させられました。
自らが水中に飛び込み、そして水上を滑走するスポーツであるからこそ、愛好者達は水質汚染や環境維持などについて気付く機会が多いと思います。この日本一の貴重な資源を守り、共存共栄出来る為の「スポーツによる教育の場」として、地域の皆様をはじめ、多くの方々のご理解とご協力を得られまして本競技会を開催させて頂ける事に厚く感謝申し上げる次第です。
地元の理解と調和で実現
2022年9月25日、今回の大会会場となっている長浜市木之本町飯浦に於いて初めての競技会を開催する事が出来ました。これは地元住民、自治会、漁業組合、長浜市や地元警察など周辺の皆様のご理解とご協力があってこそ初めて実現出来たものです。多くの皆様のご厚意によって開催が出来る事となったこの大切なゲレンデを次世代に向けて大切に守って行きたいと思います。
また2023年には、JWBAの年間シリーズ戦の第1戦を開催させて頂くことが出来ました。残念ながら最終日は悪天候によってハードコンディションの中での実施となり、アスリートの皆さんには辛い思いをされる結果となった事はいささか残念ではありますが、〝風光明媚な大自然の中で自分一人だけがゲレンデを占有して競技に挑む〟というこんなにも贅沢な競技会場は全国でも稀な場所であり、なかなか巡り逢う事の出来ない環境でのライディングは参加選手それぞれの記憶に永く残ることでしょう。
最後に何よりも、琵琶湖においてのウェイクボード・ウェイクサーフィンを生涯学習および地域活性化としての道筋とする事について、私たちの指導役・調整役として、各方面に渡り多大なご尽力を頂きました長浜市議会議員 松本長治氏に厚く御礼申し上げます。
※2022年の大会実施報告書はコチラからダウンロードして頂けます。

